No.20 年末と大晦日の食卓

 早いもので2023年も4分の3が終わり、これから年末に向けても加速度的に月日が過ぎていくことでしょう。今回の食MAPニュースでは、年末の食卓動向について見ていきます。

年末は家庭内食卓が7割

 <図表1>は、年末年始の曜日まわりと夕食時の1日ごとの在宅率です。2023年度は2017年度と同じ曜日まわりとなっており、コロナ禍以降と合わせて比較してみると、2020年度は年明けに2回目の緊急事態宣言が発令されるような状況下で家庭内食が高まりましたが、他の年は同じような推移をしています。また、<図表2>は、年末3日間の夕食時食事概要構成比ですが、こちらを見ても、2020年は長期不在(帰省や旅行等で食卓入力不可)の割合が低いのが目立つ一方、他の年は長期不在と外食を合わせると3割前後となっており、2023年の年末もコロナやインフルエンザ等が流行するような事態にならなければ、同じような傾向となるかと思われます。

<図表1>年末年始在宅率と曜日まわり
分析期間:2017、20、21、22年度 12/26~01/06
分析対象:家族世帯   食卓機会:夕食
指標:在宅率

<図表2>年末の在宅/外食/長期不在の内訳
分析期間:2017、20、21、22年度 12/29~12/31
分析対象:家族世帯   食卓機会:夕食
指標:食事概要構成比


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