No.14 睡眠の今  眠気に勝り 泥のように眠る

<グラフ1>平均睡眠時間(h)に関するモニター分布
対象:食MAPシングルスデータ(各年4月1日在籍者)
※詳細巻末記載

 みなさまは 睡眠 には満足されていますか?
 目下 4年に一度の大会が開幕し、睡眠不足の方も多いかもしれません。
 アメリカの国立睡眠財団(NSF)が15年1月に公表した報告書によると、"健康を維持するために必要な最も適切な睡眠時間"は、18歳~64歳で7~9時間。
 もし6時間睡眠を2週間続けると、48時間徹夜したのと同じレベルまで認知能力が低下するという研究もあるようですから、寝る子は育つ とは言い得て妙、しっかりとした睡眠は 生産性を高める事にもつながるそうです。

 本稿では、この"睡眠"について 量(時間)、質(満足度)、さらに食(栄養)との関係性について考察を行いました。睡眠・眠活ブームの背景に、アフターコロナならではの背景、そして課題についてもご紹介してまいります。

▼睡眠に  が求められる なぜ
 <グラフ1>はシングルス食MAPのモニター(20歳~67歳、男女)を対象とした 睡眠時間 に関する回答状況です。20年以降、毎年2~3月に実施しており、「直近1か月のおおよその平均睡眠時間」について回答結果の分布を示しています。
 コロナ1波直前の実施となった20年では、6時間台の睡眠時間が40%と最も多く、7時間以上は38%でした。ところがコロナ発生から約1年後となる21年になると、7時間以上が6ポイント増加の44%。 さらに2年後の22年には45%となりました。

 コロナ禍において 生活者の睡眠時間は 伸びたように見受けられます。

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