No.12 好調なピザを探る

 新型コロナウイルスによって私たちの生活様式は大きく変わりました。食MAPでは、モニタにその日の夕食において食事作りの気持ちやイベントについて聞いていますが、【図表1】のように食卓動機・イベント回答率から食卓に対する意識の変化が見て取れます。
2020年、2021年は外出の自粛等により外出や来客が減少しましたが、夕食に不在がちだったお父さんが家族と一緒に過ごす時間が増え家族団らんが増加しました。
また、買い物に行くのを控えたり、買い置きの材料で食事を用意するなどの意識も高くなりました。

【図表1】食卓動機・イベント別食卓回答率の推移
分析期間:2019/1/1~2022/8/31、食卓機会:夕食
※食卓回答率:各動機イベントにおける夕食全体の食卓数の割合


【図表2】コロナ禍で出現が伸びたメニュー(TI値)
分析期間:2019/1/1~2022/8/31、食卓機会:夕食
※メニューカテゴリは主食、汁物、主菜、副菜に限定
※メニューは2021年TI値が10.0以上に限定、3年伸長率降順


 【図表2】は、コロナ禍の夕食で出現が伸びたメニューです。家庭内での喫食が増えたこともあり、2019年~2021年の3年伸長率ではキムチ・カクテキ、フライドポテト、キャベツなど手軽なおかずが好調となっています。
 今回は、今年に入っても出現が好調なピザに焦点を当てて、背景を探ってみたいと思います。 まずは、ピザの出現推移を加工度別でみてみます。

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