株式会社ライフスケープマーケティング(LiSM)は、「食MAP」において、10月以降シニア層のデータ提供サービスを拡充していきます。
今回、これまで20~64歳だったモニター対象者に65~69歳の人を追加し、調査世帯も360世帯から400世帯に増やします。これにより65~69歳のシニア層の食卓データの提供が可能となり、各企業は高齢者向け商品の開発などに活用できるようになります。
【背景】
少子・高齢化にともない、日本の65歳以上は3,296万人と、総人口の約25%を占めるまでになり(2014年 総務省統計局調べ)、今後もシニア層の増加が見込まれています。そのなかで、シニア層向け商品の開発を効果的に行うため、シニア層が実際の食卓で何をどのように食べているかなどのデータをマーケティングに活かしたいという、食品・飲料メーカーのニーズが高まっています。
「食MAP」では、誰が・どのような食品を購入し、いつ・どのように調理して食べるかという情報を日々収集しており、食卓のメニューや材料をマーケティング情報としてデータベース化しています。商品開発などを行う際の判断材料や販売促進の資料として、多くの食品メーカーや流通企業に利用されており、高い評価を得ています。今回、65~69歳のモニターを追加し、シニア層の食卓データを活用できるサービスを10月に開始します。
【調査フレーム変更の概要】
家族世帯版食MAP®の対象モニター「年齢」と「世帯数」を下記の通り変更いたします。
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現行 |
2015年10月1日以降 |
備考 |
調査地域 |
首都圏30Km圏内 |
首都圏30Km圏内 |
変更なし |
対象世帯 |
有配偶の2人以上世帯 |
有配偶の2人以上世帯 |
変更なし |
モニター対象年齢 |
20歳~64歳 |
20歳~69歳 |
モニター募集時の年齢 |
世帯数 |
360世帯 |
400世帯 |
世帯数増 |
サンプルは、国勢調査の年代構成比に合わせています。
【今後の展開】
LiSMでは、2015年10月より65歳以上のモニターによる食卓データの収集を開始し、閲覧・分析サービスを提供します。モニター数増によって、データの蓄積を進めるとともに、更にリアルなデータ提供から各種コンサルティングまで、幅広いソリューションを提供することで、お客様のニーズに応えていきます。